英仏海峡に浮かぶチャネル諸島のジャージー島を原産とする「ジャージー種」と呼ばれる牛の品種のひとつです。小さな島で長年にわたって他の品種から隔離されて改良されたため、濃厚な牛乳を出す「ロイヤル」な特徴を持つ独自の品種になりました。ジャージー牛は体格が小さく、とれるミルクの量はホルスタイン種の2/3ほどしかありませんが、高タンパクで、ミネラル(カルシウム)やビタミンなどが豊富に含まれる栄養価の高い貴重なミルクです。また、ミルクの脂肪がβカロテンによって黄色味がかる特徴があり、搾りたてのミルクも淡い金色をおびた美しい色をしていることから、Golden-Milk(ゴールデン ミルク)と呼ばれています。
岡山県北部の蒜山高原(真庭市)には1954(昭和29年)から導入され、1972年には2,800頭ぐらいまで増えた後1983年には1,200頭まで減少した時期もありましたが、現在では約2,000頭が飼育され日本一の産地となっています。
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